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ブロちゃんのいないNîmes49 50

par heyreiko 19 Août 2013, 11:15 Nîmes

何にもしないって、なんて幸福なのかしら、、について。
ニームに続けて50日目なんて始めてである。通産3ヶ月来たことはあるが、それは続けてではない。
昨日レアールにいったら、バカンスから戻ってきたビオの八百屋サンから歓迎を受けた。うちにまた戻ってくれて有難うと。理由は簡単で、買うときおしゃべりが楽しく、食べておいしいからであって、別にいやいや戻ったわけではない。でも彼らは、今回初めて夏休んだから、お客さんが離れないかと怖かったみたいだ。夏休み何したのと聞いたら、何にもしなかったという。え、、つまらなかったのかなと不安がよぎった後、何にもしないって、なんて幸福なのかしら、というので彼らが楽しんだことが嬉しかった。
そうだ。。。その原点に返らないとな。何にもしないって、なんて幸福なのかしら、ってのがバカンスの原点じゃないか?
それに比べると、私たちのバカンスはまるで仕事のごとくってのが通常。。インドに行けば苦しいアドベンチャー。ニームでは美味しいものに振り回される。毎日やることが山盛りあり、暑いといいながら、縫ったり、描いたり、ようは『ネバナラヌ』精神なんだ。
『ネバナラヌ』精神は、20代の前半の時、反省した一つだ。『ネバナラヌ』精神で生きないと誓ったが、そういう生き方じゃないにしても、ついはまってしまうのが『ネバナラヌ』精神。今日は何時までにこれを仕上げないと、、とか、なんだか目標にこだわりすぎるんだね。良いじゃんそんなにこだわらなくても。目標に期限をつけるとストレスだらけになるから。
ということで昨日は、レアールに買い物後ほんと何もしなかった。ごろごろしてた。ごろつきだった。夕食は作ったけどかなり手抜きだった。そういう日があってもいいよね。
ね、一郎君。。一郎君は『ネバナラヌ』精神はしってるのかな?そういうの自体ないような気がする。

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次の日には、なんだかお腹がまっすぐになったのでご満足。。私って繊細で、慣れないことをすると直ぐお腹の調子がおかしくなる。。やっと正常に戻ったと思ったら明日から2日間旅行か。。。まずいな。

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穴の修理。何でこんな嫌いなことしてるのか自分でもわからない。

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脇の破れかぶれの修理。ジョーゼットは動くから嫌いだあ。

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破れかぶれが激しい脇の修理。

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洋服を大切に着るって人それぞれに違うなあと思う。私はある程度、汚さないように破れないように着て、何か破れたり汚くなったら自分の子供のごとく洗ったり直したりするタイプ。大切に着ないでぼろぼろにして、ぼろぼろのつぎはぎ自分で縫って着てるのが我夫。ミッシェルダモンは大切に着ないでぼろぼろにして、それでももったいないからと、とっておいて、チャンスがあれば、誰かに直してもらうタイプかなあ。またぼろぼろにするお転婆性格だろうが、今度はもう直してやんないぞと。何で引き受けたのか自分でもわからない。ははは。
ちょっと時間をおいて考えてみた。何でお直しという嫌いな仕事を引き受けたのか。それは、もったいないという感覚がミッシェルダモンと同じだと思って嬉しかったのかもしれないと、はたと気がついた。
私はおばあちゃんに育てられたせいか、私の世代の中では珍しくモッタイナイが身体の奥底までしみこんでいる。何でも捨てる60年代70年代を生きてきたが、なんだか、ポカポカ捨てるのはおかしいと思った。あの頃は、リサイクルなんて考え方はなかったときだ。私はほこりの被ったような古いものが好きだった。いつか最高に愛着があるものだけに囲まれて暮らしたいと思った。高成長の日本の家庭内には、ついでに買ったものがありすぎた。私のけちけちした物の扱い方って、けちけちしたフランス人ととても気が合うのだった。汚れたら、しみが付いて汚いから捨てるとかは。。なんだか出来ない。たとえばこれ。。義理の母がお嫁入りでもってきたイニシャルがある布巾はぼろぼろで、日本だったらさっさと捨てるだろうなあという代物。それを丁重に穴の修理をして、新しいかけるハンガーにあわせてリボンをつけた。汚いものはぽいと捨てる私の叔母から見たら、ありえないし直ぐゴミ箱行きであろうが、私にはこれが美しく見える。一度出会ったものなら、やはり、人生全うさせてやりたい。生きてるものじゃないけど、歴史があるんだからリスペクトしたい。そういう風に扱われてきたものって、きれいなんだと思うのはおかしいのだろうか?日本では、ちょっと堂々としてられなかった。ケチって言われるかなと恐れたかな。でもフランスにきたら同胞ばかりで嬉しいのだった。

 

義理の母がお嫁入りでもってきたイニシャルがある布巾

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