http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=31124956
フランス南部ガール県のマルクール原子力関連施設で12日午前11時45分ごろ、爆発事故があった。
私と旦那はそこから50キロ離れたニームのアパートにいるのだった。
50キロしかはなれていない。放射能すぐ飛んでくる距離よ。
事件に気がついたのは旦那のほうで、午後1時かなんかにネットのルモンドかなんかに出ていたのが最初だった。
仏環境大臣ナタリー・コスキウスコ・モリゼ氏は、「放射能漏れはない。心配する理由は全くない」と述べたけど、そんなこと絶対信用ならないと思った。政府が安全だといった場合、危ないってことと同義である。
これはもうだめだ。。福島並かもしれない。と覚悟だけ決めた。
不思議なことに、自分が癌になって死ぬというシミレーションは浮かんでこなかった。
最初にしたことは 猫にマスクかけようかと悩んだことだった。
猫用マスクなんてないなあ。
それから、こう思ったのだ。
まずい。。あんなにおいしい南のフルーツや野菜が食べれなくなる。
もうひとつ、
やばい、このアパートは二束三文の値段になるだろう。
猫と食べ物と金の心配か ?
命というのはまさかのことなのか ? それとも二の次なのか ?
いや、癌だったとき、自分が死んだ場合をシミレーションしたことはある。
でも放射能だと実感がなさ過ぎるんだろう。
放射能で死んだ人をまだいちども見たことがないからだろう。
そういう自分の思いを福島の避難していない人に重ねてみた。
きっと、命の重さは実感として沸かないのだろう。
自分だけはまさか死なないと思っているのだろう。
いかん、旦那のことは何も考えなかった。愛はさめたのか ? ヤバイジャナイノ。
PS、
「フランスの科学研究者からなる『独立した放射能情報・研究委員会(CRIIRAD)』の放射能測定には信頼を置いているが、この機関によると12日夕刻時点で、施設からの放射能漏れはなかった」
そうそう、CRIIRADの見解が4時ごろに出て、安心した。CRIIRADは信用に足りる機関だ。
13日になって、旦那と買出しに出かける。食べないといつ死ぬかわかったもんじゃなし。
ニームのレアールは、ちょっとしたものだ。パリのどのマルシェよりもいいと私は思う。
なあんて美しいのか?
こんな美しいものがあるのに、原子力とは厄介なものに手を出した愚かな人間。
メリー家の昼食
パンペルデュでござい。
チョコレートのトッピングもしてみた例。
ご満足の旦那様。愛はあるのよ。愛は。
放射能が降ってくるかもしれない町で、 死ぬまでおいしいものを食べようと誓った午後。
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