日傘とお葬式なんてふざけたタイトルかもしれないが。。。あまりのショックに何か明るくしてみたかった。実は知り合いの息子さんが亡くなった。知り合いはジャクリーンというヨガ仲間だ。優しそうな笑顔が好感が持てて、ヨガもお隣でやってるから彼女のエネルギーを感じて気持ちがいい、そんな人であった。そんなに話したこともないが、ヨガを隣でやってるとその人となりが直ぐ分かる。
彼女は一人息子さんがパリにいる。なんか毎週会いに行く仲らしい。なんでかは知らないが、お母さんもカギ持ってる。そういうわけである日、彼女はアパートに行った。そこで見たのは息子の死体だった。殺されたわけでもない。ベットに眠るように死んでいたらしい。
考える度に恐ろしいことである。なんて可愛そうなジャクリーン。
そういうわけで一目彼女が生きて息すってるか見たかっただけかもしれない。会えなかったらそれでいいし、知り合いおことわりだったら帰ってくればよい。最愛の人をなくした人というのは、悲しさで心は曲がるもんなんで、なんでもありでいいと思った。
それで日傘を持っていった。私の母が差していた様な日傘を友人に日本で買って貰った。その日傘を持っていった。そんなぐらい日差しが強い綺麗な日だ。会場に入れない日陰がないとかもあるから。その予想は当たったが、日陰がないわけでなく、日陰は全部他の方が占領するほどいっぱいだったので持っていって助かった。
たくさんの人が来ていた。友人のニコルといったらヨガ仲間と会った。そうしたらヒョコヒョコとジャクリーンが泣きはらした顔をして皆に挨拶に外に来るではないか。。一人ひとりと抱き合って、私と抱き合う番が着たら突然彼女は泣き崩れてしまった。優しいわ~と聞き取れた。私は強く抱きしめて頭をなでなでした。私も悲しかった。それで、なんとなくきてよかったと思った。自分のことを気を使ってくれる人がいるって慰められるタイプなんだ、、きっと。彼女が生きて息すってることが嬉しかった。つまり自殺したり、落ち込んで外に出られなかったりしてないことが嬉しかった。気も狂っていなかった。それだけでも慰められた。白髪の髪を可愛いピンクのリボンで後ろに束ねてるのが何故か私をホッとさせた。少女のような御祖母さんジャクリーン。いつでも頭なでなでするからね。
写真はうちに帰ってからうちの前でとってみた。葬式写真なんかとれる感じじゃないな。
ちなみにフランスのお葬式もアメリカのお葬式も、礼装している人はほとんどいない。ジャクリーンでさえ、まるでヨガに来るときのような普段着だ。礼装している人は葬儀屋だけ。ちなみに今回 非宗教葬式だった。葬儀屋に御棺と花束と音楽が流れてお別れを言うだけって段取りだった。
人は死ぬものだ。でも母より前に死んではならぬ。
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