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ブロちゃんがいないNîmes29

par heyreiko 29 Juillet 2013, 22:37 Nîmes

昨日アランたちは犬散歩のついでに人間一人拾ってきた。雨になりそうなところを助けてあげたのだ。彼女はベルギー人の若い女の子で、暴風雨でテントは困るなあと不安がっていたところを、リネットが、じゃ、うちに泊まるかの申し出たのだった。
彼女の名前はナタリーと言う。決して悪い子ではない。頭の悪い子でもない。若いのに既にかなりの世界を旅していた。
インドであった若者もそうだったが、放浪旅をする連中は、人に会うたびに弾丸トークになる癖があるのではあるまいか?
とにかく自分が経験した話を弾丸で語りだす。話題が、タバコのことになっても、『煙草と私』と言う経験談にすり返られる。彼女の日記を語られてるよう気になって来る。句読点なし、弾丸トークだから、口が挟めない。うーん。私も、日記などをブログに書いているが、面白くなければ、読むのをやめると言う自由が読み手にはある。ガーデンの丸テーブルを囲んで話をしていると、聞きたくなければ、眠たくなったから寝るわ。。とそこを立ち去らなければいけなくなる。ボタンがあってそれを押せば、彼女の話がとめられるのであればいいのだが。

何が嫌かと言うと、こういうヒッピーめいたバックパッカーの英語の話というのは、話の落ちは、
It was nice!!!It was very nice!!!であって、話の発展が、あまりにもピースフルで面白くない。エジプトもリスボンもインドもIt was very nice!!!でそこに彼女の独自な視点が見られない。ボキャブラリーの問題ではない。だって説明に関しては弾丸で、英語を喋ってるわけである。どうも、『I』の連発だから、自分にしか興味がないのではないか?と思わせる。いや自分自身しか興味がなくなくてもいい。独自の視点があれば、聞く話は面白いはずである。これだけ世界を回ったのに惜しい話だ。
何故、こういうバックパッカーの若者が目立つようになったのか?何故?と言うと、どうも、このごろのバックパッカーは、プリンス・プリンセスなんではないか、と思う。親からいただいたお金で、お金があるのに、貧しいバックパッカーの旅をしているのだろう。かっこいいから。なんだかそういう嘘ものの世界を見ている若者が居るなあと感じる。嘘ものの世界というのは、もっといえば、アーティフィシャルな世界観。問題定義のない、薄いガイドブックのような世界。
朝になったとき彼女はシャワーを借りていいかと聞いた。私たちが使っているシャワーと同じシャワーが与えられたが、彼女が去ってみてみると、タオルは足を拭いたらしく汚く、足拭きは、ぐちゃぐちゃのまま床に放置されていて、彼女が着古したドレスが置き忘れてあった。汚れてはいるが、ディーゼルのお高いブランド物であった。シャワーの隣の部屋にある私達の私物は何も盗まれては居ない。悪者ではない。お嬢様なんだな。。
彼女が去った午後、晴れ間が見えてくると、ミッシェルは観光したくなって、うずうずし出した。リネットやアランがまた違う観光スポットに連れて行ってくれた。

 

昨日おとずれたGoudarguesで食事をして, Vallon pont d'arcの30キロ続く山崖を見て周り, Aiguèzeと言う街に寄った。

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野生のヤギさんです。

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iguèzeと言う街

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なんで有名かというと、平たいお城で有名。

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崖は必ず得意げにすいすい登るアラン。

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妻が降りるとこを撮りたがる旦那。彼は高所恐怖症。 

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