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From Nîmes 34日目 最終日に思う

par heyreiko 6 Août 2012, 00:06 voyage

ニームのソフィーがいやに落ち着いて幸せになっていた。

昔のキーキー言う彼女とは凄く違う。彼女はしおらしく反省して、私に謝っていた。ごめんね、、私が理不尽に怒って貴女につらい思いさせたねって。。

 

今は幸せをぐるりに巻きつけて、ひまわりのように何時も笑っている。

 

いったいなぜ彼女はこうなれたのか?

 

最初は恋がそうさせるのかなと思ったがそうでそうでもない。。彼女の家にいったら、、アアこれかなと思った。彼女は家を買ったのだ。そして少しづつ彼女のお城を作り続けている。木の下の夕食で、フルーツが盛られた色とりどりの篭の中に、

アトリエの前のゆったりしたソファーの柔らかさの中に、幸せの妖精のパタパタと羽音で囁き掛ける。幸せのエッセンスが芳しく、私にも幸せが降り注ぐ。

 

幸せは余裕を作るのか。。。

今日は雨が降っていた。だから、彼女に借りたミシンが返しにいくと濡れちゃうと案じた。それに彼女は、12時になったら店を閉めて昼食の時間だ。そのうえ、私のところに向かってるお客様たちは12時に着く予定でそれまで掃除に忙しかった。ちょっと困って電話すると。。彼女は『大丈夫 12時に車でそこに取りに行ったげるから、、心配なしよ。。』なんて泣かせる事をいう。12時ぴったりに取りに来て、また合おうねって車の中から振り切れるほど手を振る彼女を私は2階の窓から、幸せが満ち溢れるような気持ちで眺めた。

彼女によれば、9月もミシンはパリから持ってこなくていい。。私が貸してあげるからね。。と何回も言う。それが、100パーセントの本心であることが、そしてそこには、めんどくさいと思う心が微塵もないことが、私をひどく感動させた。

 

人に何かをオファーするときにはこうあらねばならぬ。

 

そして、ニームの友人にはこの、100パーセントの本心の親切を持てる人が多い。いや、、と言うか、本心の親切がまさに咲いた花のようにばら撒かれる様子が、パリと言う都会の人たちとは違うのかもしれない。そして、これこそが南仏のチャームかもしれない。これ私も身につけよう。そういえば、花咲か婆さんになるのが夢だったんだ。これだよ。これ。

 

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